看護の基本は保温から

鳥さんの体温は40~42℃と高温です。しかし、食欲が落ちて体力が低下しているような場合は、熱の生産率も落ちてしまうため体温が下がってしまいます。この状態のままでは抵抗力が弱まり、病気を長引かせたりしてしまいますので、小鳥が寒がっている状況を飼い主さんが把握できるようにしましょう。

羽根を膨らませて丸くなっている、嘴を羽根に埋めてしまう、絶えず寝むたそう・・等のしぐさも症状を知る手掛かりになります。「普段の様子と違うな」と思ったら、温度に気を付けたり、専門病院に相談してみてください。早期の発見が何よりも重要です。

小鳥の保温の仕方

病院に連れていく場合でも、体力が落ちている仔には道中の保温が必要です。小さいカゴやキャリーバッグでは、小鳥にとって暑すぎてしまう事もありますので、自らが移動することで、温度調節出来るような「逃げ場」も作っておいてください。小鳥が寒ければ温まる、暑すぎたら逃げるという両方のスペースがあることが理想です。

小鳥の保温に使用するのは、電球・ペットヒーターが一般的です。止まり木の延長上(鳥カゴの外)に60~100Wの白熱球を付けたり、電球に金属カバーが付いたペットヒーターならば、鳥カゴ内に設置して保温場所を作ります。ペットヒーターは100Wタイプだと高温が保てるようになるため良いでしょう。また、小鳥がヒーターの上に乗らないような工夫をして設置するようにしてください。

保温の工夫と注意点

電球やペットヒーターと共に布を鳥カゴに被せて利用すると、保温効果が高まります。カゴの全面を覆ってしまうと熱が籠り過ぎてしまう場合がありますので、空いている面(布で覆わない面)も作っておきましょう。小鳥が自分でカゴ内を移動することにより温度調節できるようにしてあげてください。